経営・税務のお役立ち豆知識

社会人として成功するための勉強法

投稿日:2018年5月25日 更新日:

ゴールデンウィークが終わり、新年度に入って1ヵ月以上が過ぎました。4月から社会人になった方や新しく部署が変わった方々も、研修等が落ち着き、新たな環境に慣れ始めてきた頃ではないでしょうか。

また、この時期は、社会人としてスキルアップをするために資格取得講座の申し込み等、働きながら「勉強」に取り組む人が増える時期でもあります。

しかし、この時期から「勉強」を開始した人で、半年後、1年後も継続して勉強を出来ている方はどれほどいるでしょうか。

あるいは、継続して「勉強」を行うことで、どのような成果が得られるのでしょうか。

働きながら「勉強」することの「大変さ」

あなたは、社会人になってから自分のスキルアップのために「勉強」をしようと思ったことはありますか?

株式会社D2Cの「社会人の学びに関する意識調査(2015年)」によると、自分のスキルや能力を高めたいと考えていえる方は、当該アンケート全体で、7いるそうです。

また、年代別でみると、20代」30代」8割前後の方が自分のスキルを高めたいという意識があることが分かります。

出典元:「社会人の学びに関する意識調査」 http://www.d2c.co.jp/news/2015/11/19/1097/

それではもう一つ、前述の「社会人の学びに関する意識調査(2015年)」において実施された、別なアンケート結果を見てみましょう。

以下に挙げる表を見ると、1日のうち、特に平日の学習時間が1時間未満の人の割合が全体の75を占めていることが分かります。

また、土日の学習時間においても、半数以上の人が1時間未満であることが分かります。

 

出典元:「社会人の学びに関する意識調査」 http://www.d2c.co.jp/news/2015/11/19/1097/

 

これらのアンケート結果をみて、あなたはどのように感じたでしょうか?

私自身、スキルアップのために参考書を買ったものの、平日の夜は何かと理由をつけてほとんど参考書をみることもせず、また土日になると、プライベートの予定等を優先してしまい、ほとんど「勉強」時間を確保できていませんでした。まさに上述のアンケート結果の多くの方と同じ状況でした。

そのため、当該アンケート結果をみて、私だけではなく多くの人がそのような状況にいるということに少し安心すると同時に、一方で、忙しい中でもしっかりと「勉強」時間を確保している人も一定数以上いることが分かり、改めて自分自身、時間の使い方を工夫していなければいけないと痛感しました。

働きながら「勉強」することの「大切さ」

社会人として働きながらの「勉強」は多くの人が経験しているように想像以上に大変だと思います。

仕事・プライベート・勉強、これらすべてを充実させることは容易ではなく、社会人になった時にぶつかる大きな壁の一つと言ってもいいかもしれません。

実際に、働きながらの勉強方法や勉強時間の捻出等について、多くの本が出版されていることからも、多くの社会人がこの問題に悩んでいるということを表していると思います。

しかしながら、以下のように継続的に勉強する人としない人では、結果的に大きな差につながることを示唆するデータもあります。

当該データからも、年収の高い人ほど、日々のスケジュールの中に勉強時間を確保していることが分かります。

これは、継続して「勉強」を行うことでスキルや知識が向上し、周囲の人との差別化につながり、その結果が年収にも反映されていると推測できます。

では、どうすれば継続して勉強を続けていくことができるのでしょうか。

 

 

引用 どうやって勉強時間を確保するか?| プレジデントオンライン | PRESIDENT Onlinehttp://president.jp/articles/-/11093

働きながら継続して「勉強」する方法

以上のように、働きながら「勉強」することの「大変さ」と「大切さ」について述べてきました。

では、働きながら継続的に勉強をするためには具体的にどうすればいいのか。

最も簡単な方法の一つは、継続して勉強を実践している人、結果を出している人のやり方をまねてみることではないでしょうか。

そして、自分に最も合った方法を取り入れて実践していくことが、日々の積み重ねにつながっていくと思います。

当社でも働きながら勉強をしている方が多くいますが、今年、当社の社員で大きな成果を残し、TKCの「巡回監査士(旧上級職員実務試験)」に全科目一発合格(全6科目)をした社員がおります。

TKCの巡回監査士試験 合格率

  合格率
          平成25 7.2%
平成26 7.6%
平成27 11.5%
平成28 12.6%
平成29 13.3%

(TKCのHPより掲載)

TKCの巡回監査士試験は、科目数が多く、上記の表のように、合格率が10%を下回ることもある難しい試験です。

そのため、当該成果が認められ、合格体験記がTKCの会報に掲載されたのですが、合格体験記の中で、働きながらの勉強について言及している部分があったため、ぜひ参考にしていただければと思い、以下に抜粋しました。

「知識の充実がお客様への信頼へ

 

事務所に入所してから4年が経ち、優秀な後輩たちの存在や社内での自分の立場を考え、上級試験の全科目一括受験を心に決めました。私たちの事務所では毎年1月に事業計画の一環として個人目標を発表する場があるのですが、平成29年の目標として上級試験に一括合格することを公言することは自分を追い込むための手段であり、私のやる気スイッチを押すには充分でした。

昨年中級試験に合格しておりましたが、無計画な進め方により直前期に詰め込み、精神的に追い込まれていたことを反省し、先ず取り掛かったことは無理のない勉強スケジュールの立案でした。自分の立てた計画を一つ一つこなしていくことで達成感を得られたことは、モチベーションを維持する要素となりました。

また、試験勉強と仕事とプライベートのどれも大切にしたい気持ちがあったので、

①   すきま時間を有効に活用すること

②   少しの時間でも毎日机に向かうこと

③   土日は朝一番で図書館に行き午前中は勉強すること

を目標としていました。

試験勉強によって知識の習得や情報が整理され、勉強していなければ気付けなかった論点や、生じた問題に対する調べ方も以前に比べてスピーディーになりました。月次巡回監査においても、お客様に対して以前より自信をもってお話が出来ているようにも感じます。

…目標をもち、計画を立て、実行し、反省する。このサイクルは試験勉強だけでなく多くのことに共通することです。

…今後は巡回監査士としてお客様の信頼に応えられることを目標に、日々反省と成長を繰り返しながら自分自身さらにステップアップしていきたいと思います。」

(TKC東北会だより No.371より)

いかがでしたでしょうか。私自身この文章を読んで、同じ職場、同じ環境の同僚が日々継続して勉強を行い、大きな成果を出すと共に、自信をもって成長していく姿を間近で見ていたので、とても大きな刺激を受けました。

近年はインターネットだけでなくAIをはじめとする様々な技術が急速に発展しています。その変化に取り残されないためには、日々個人のスキルアップを行っていくことは必要不可欠です。

この記事を読んで、自分自身のスキルアップのために「勉強」しようと思っていた方は、是非明日からと言わず、今日から行動してみましょう。

私達の業界も、毎年行われる税制改正や新制度の創設等、常に変化がある環境です。

上述した同僚に負けないように、私も今日から日々の「勉強」を継続して行いたいと思います。

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