経営・税務のお役立ち豆知識

会社にとっての本当の「豊かさ」とは?

投稿日:2018年1月22日 更新日:

豊かさ

明けましておめでとうございます。
2018年になり、約2週間が経過しました。弊社も、1月5日の仕事始めから、年末調整や法定調書のお手伝い等で例年と変わらない多忙な日々が続いております。

この年末年始、あなたはどのように過ごしましたでしょうか? 実家で紅白を見る、友人と初売りに行く、家族と初日の出を見に行くなど様々であったかと思います。
私は、今年は実家へ帰省し年末年始を過ごしたのですが、そこであることを考えさせられました。

「豊かさ」とは

私の地元は岩手県の北部にある小さな町です。私の同世代の人たちは多くの人が地元を離れ町外で就職、生活をしていることから子供も数えられる程度しかいなくなっており、急速な高齢化と少子化が進んでいます。

そんな実家に年末年始に帰省したところ、町の中心部から実家へと繋がる古い一車線の道路が、歩道を備えた二車線の道路に変わっていました。両親は便利になった、立派になったと誇らしげに私に話してくれましたが、正直私は複雑な思いでした。

確かに、交通手段が車しかない町なので、

道路を拡幅する → 運転が楽になる → 地域住民の満足度も上がる

ということになります。しかし、働き盛りの若者も子供も減少し続け、高齢者ばかりになっている町で、今本当に必要なものが道路だったのだろうかという思いが捨てきれませんでした。

高齢者の交通事故が年々増加傾向にあり問題視される中、それでも車を運転しなければ私の地元では生活できません。しかし、だからこそ道路の整備にではなく、車にしか頼らざるを得ない環境を見直すためにお金を使った方が、私の両親をはじめ地域の人たちにとって安心して生活できる環境の整備に繋がったのではないかと感じました。

「豊かさ」ということを考えたとき「物」ばかりが優先されがちですが、本当の意味で生活が「豊か」になるということはどういうことなのか改めて考えさせられました。

このことは企業、会社という組織にとっても同じことが言えるのではないでしょうか?

会社にとっての「豊かさ」とは

それでは、会社にとっての「豊かさ」とは、はたしてどのようなものなのでしょうか。
真っ先に思い浮かぶのは、「利益」いわゆる「儲け」です。

しかし、
会社が「利益」をあげることができれば、
「儲け」ることができれば、
本当に「豊か」といえるのでしょうか?

働く上で大切にしたいもの

昨年のマイナビニュースで、興味深い記事を発見いたしました。求人広告会社のアイデムが行った「2018年卒業予定者の就職活動に関する調査(2月1日)」のアンケート結果についての記事です。

そのアンケート内容は、以下の選択肢のうち働く上で大切にしたいものを1つ挙げてもらうというものでした。

・「給与の高さ」
・「仕事の内容」
・「働きやすさ」

皆さんは、どの選択肢が最も重視されていたと思いますか?
自分自身が働く上で大切にしたいものは何か踏まえながら、考えてみてください。

アンケートは、以下のような結果となりました。

・「給与の高さ」 :  10.3%
・「仕事の内容」 :  33.6%
・「働きやすさ」 :  56.1%

引用元:マイナビニュース 「就活性が働く上で大切にしたいこと」
https://news.mynavi.jp/article/20170309-a253/

この結果をみてどのような感想をお持ちいただけたでしょうか。

私自身は、「給与の高さ」に重きを置いている方が予想よりもかなり少ないことに、驚きました。昨今の就活生の特徴として、ワークライフバランスを重視する傾向にあるという事は、新聞やテレビのニュース等でよく見聞きしていましたが、ここまで大きな割合を占めているとは正直思いませんでした。

あなたにとって、会社にとって本当の「豊かさ」とは

先ほどの会社にとっての「豊かさ」の話に戻りたいと思います。
上述したアンケート結果を踏まえたうえで、もう一度考えてみましょう。

経営者の方にとっての「豊かさ」と、従業員にとっての「豊かさ」とは何でしょうか?

例えば、
・経営幹部で理念の見直しをはかる
・ただの新年会ではなく、従業員との対話を重視した経営課題を明らかにする
・従業員の夢をヒアリングする
など、新年を迎えて間もないこの時期だからこそ、改めて考え、是非行動まで落とし込める機会を作ってみてはいかかでしょうか?

弊社では豊かさを実現するために、税務だけでなく早期経営改善計画の策定等のお手伝いも行っていますので、お気軽にお声がけください。

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